【新入社員のうちから出来る!】人と一歩差をつける仕事のやり方

ビジネススキル

4月になれば、多くの会社に新入社員が入社します。
今は売り手市場ということもあり、企業側としてもいかに優秀な新入社員が採用できるか
必死に採用活動をしています。
このような中で採用した新入社員には、会社としても大いに期待をして、仕事で成果を出すための人材になってもらうように社員教育も行っていくことでしょう。

さて、新入社員のうちからでも、実は仕事で成果を出す人が持っているものがあります。
「あの新人はすごいな!」と思わせるものは一体なんでしょうか。


もともと持っている資質なのか、センスなのか。


いえ、資質やセンスもあるのかもしれませんが、仮に無かったとしても少しの意識の違いで仕事の進め方や成果が大きく変わっていくことがあります。

今回のブログでは、新入社員のうちから差がつく仕事のやり方について書いていきます。
決して特別ことではありませんので、誰にでも出来ることです。
特に、この記事を読んでいる新入社員の方には、ぜひ試して実践してもらいたいと思います。
きっと1年後には、入社時と比べて格段に仕事が任されているはずです。

人と一歩差をつける永久不滅の仕事術5選

その1 目を見て笑顔で自分から挨拶

タイトルを見て「なんだ、そんなことか」と思った人も多いかもしれません。
ただ、挨拶ができるかできないかで、その後の成果が全く違ったものになるのは事実です。

特に、新型コロナウイルスの影響でマスク生活を余儀なくされ、顔の表情がうまく出来ない人は多いです。マスクの中で笑顔を作ることが明らかに減ったためです。
さらに、目を見て笑顔で挨拶をする人は、案外少なかったりもします。
目を合わせない、口は笑っているけど目が笑っていない。人は五感で感じることが多いので、少しの違和感も敏感に感じるものです。

仕事で利益を生み出すのは商品やサービスかもしれませんが、商品やサービスを人に発信して活用してもらうためには、人と人との間にある信頼が大きいです。

自分から笑顔でステキな挨拶をしてくれる人とそうでない人。
明らかに前者に人は集まります。人が集まるということは、そこに仕事も集まるということです。

その2 進捗と報告は自ら率先して行う

新入社員のうちは、自分の仕事をするというよりは指示をされた事をやる事が多いと思います。
指示をした側としては、今はどのような状況にいるのかを知りたいものです。
細かく進捗を報告する必要はないにしても、今はどの段階にあるのかを自分から報告することで、頼んだ側としては見る目が変わります。

さらに、煮詰まってしまった場合や間違った方向に進んでいたとしても、報告をすることで早い段階で間違いに気づいて修正することもできます。

指示をされた場合は、指示をされた側が報告をすることを徹底することで、上司も任せることができる人材だと判断していき信用が大きくなります。

その3 期日より前倒しで仕上げる意識をもつ

「今週の金曜日には仕上げてほしい」と指示をされた場合、あなたならどうしますか。

・金曜日に仕上げて当たり前。上司からは「ありがとう」の声をいただく
・木曜日に仕上げると、上司からは「お、もう出来た。早いね」と良い印象をもたれる
・水曜日に仕上げて「何かあれば、明日中には再度完成させます」という。
 上司からは、プラス&の仕事についてのアドバイスや賞賛の声がもらえるかもしれません。
 さらに、この社員は仕事が早いという印象を与えることができます。

しかも、ミスや修正箇所があったとしても、手直しする猶予すらできます。
ミスなく正確に仕事をする人は、期日前に仕上げる意識と時間作りができています。

その4 自分で決めた約束は守ること

人とする約束は守ろうとする人は多いですが、自分とした約束は案外守れない人が多いです。

例えば、毎朝ジョギングをすると決めたのに寝坊したのでやめた。

私も自分で決めた約束を破ったことは正直多いです。
自分との約束は、仮に破ったとしても他の人に迷惑がかからないことが多いです。

しかし、仕事で指示をされたことやお客さんからの依頼。
すべてあなたが「はい」を言えば、自分で決めたことになります。
たとえ断れなかった状況であっても、自分で決めたことになります。

上記のような場合でも、自分で決めたことなんだと捉えて、自分で決めた約束は守るようにしたいです。

仕事に限らず、時間を守ること、頼まれたことを守ること、決めたことを守ること。
約束を守ることが信頼の貯金になり、信頼の貯金が多ければ多いほど、仕事が舞い込んできます。

その5 基礎を押さえて全力で取り掛かること

最後の5つめは、特にしっかりと伝えたいことになります。
何事も、まずは基礎を学ぶこと。何をするにしても、初めはどれだけ基礎を固めて体得したかで決まってきます。
基礎を飛ばしてしまい、見よう見まねで応用から入るとか、めんどくさいから本題からとなりがちです。

中途半端にならないためにも基礎をしっかり学びたいです。

どんな仕事も、基礎をおろそかにせずに全力で取り掛かる。新入社員だけでなく、全ての方へ伝えたい大事なポイントです。

ぜひ頭で理解するだけでなく、実際に体得して大事さを感じていきたいものです。

最後に|新入社員でも存在感を出していこう

人がやりたがらない事をやる。面倒臭い事だからこそ率先してやる。
誰もが続けないから続ける。

人がやっていない事をやっていくことで際立ちます。
何も新しいことをやり続けろという訳でなくても、自然と存在感が出てくる秘訣です。

いつも目を見て笑顔で挨拶をすれば、明るく元気があるんだなと思われます。
進捗と報告を率先してやれば、仕事の仕方や姿勢に真剣さが伝わります。
前倒しで仕上げる意識があり続けることで、仕事がデキると思われます。
約束を守る人には信用がついてきます。
基礎を疎かにせず全力で取り掛かる人は、スキルが身につき成果を出します。

すべてやろうとするかしないかです。
特別なスキルがなくても、今回のブログで紹介したことを続ける人は、十分なスキルを持っている人です。

ぜひ、一歩抜きに出る新入社員として、4月からスタートダッシュをかけていく人が増えることを願っています。